Richmond Riverside Walk
10月のある日曜日の朝、天気がすっごく良かったので急に思い立ってリッチモンド(Richmond)に行くことにしました。
リッチモンドはロンドンの南西部に位置する町で、近くには広大なリッチモンドパークもある自然豊かな場所で、天気の良い週末にはロンドン中から散策にくる多くの人達で賑わいます。
上の写真面白いでしょう? この先にはヒースロー空港(Heathrow Airport)があるので、離着陸する飛行機の軌跡が飛行機雲として青空のキャンバスに幾何学的な模様を描いています。
リッチモンド駅のプラットフォーム
リッチモンド駅の外観
うろこ雲・・・かな?
うちからはジュビリーライン(Jubilee Line)でウエストハムステッド(West Hampstead)まで行き、そこでオーバーグラウンドのリッチモンド行きに乗り換えれば約45分で到着します。
自然の中の散歩といえば以前紹介したハムステッドヒース(Hampstead Heath)も捨てがたいし、うちからなら30分くらいで行けるので少し迷ったけど、今回は川沿いのそぞろ歩きのイメージの魅力に負けてリッチモンドにしました。
リッチモンドの駅には地下鉄のディストリクトライン(District Line)も乗り入れていて、色々なところからの交通の便が良いのもリッチモンドが休日の散歩の場所としてポピュラーな理由の一つです。
プラットフォームの屋根は古いヴィクトリア朝の支柱で支えられているし、駅の外観自体もレトロな雰囲気がいい感じです。
駅を出たら目の前の商店街を左に10分ほど歩いて行くと川沿いの散歩道に着きます。
雲ひとつないって感じでは無いけど、秋晴れの気持ちのいい空が歓迎してくれています。
川沿いの公園に着いて、もうそろそろ木々の葉っぱも色づいて秋の雰囲気になってるかなって、かなり期待してたけど、部分的には黄色い葉っぱもあったものの全体にはまだまだグリーンが強くて秋の感じにはちょと遠くて残念。
オータム イン リッチモンドの風景を撮るつもりで気合いを入れて重いレンズを持ってきたんですけどね・・・。
2−3週間したら、またリベンジしてみようかな?
リッチモンド駅前のハイストリート
川沿いの公園
テムズ川(River Thames)
水鳥の群
川沿いの散歩道
この川は、ロンドンの中心を流れるテムズ川の上流で、リッチモンドの駅から歩いてきて川に突き当たったら左、つまり上流に向かって川沿いの道を歩いて行くとリッチモンドパークです。
川ではカヌーの練習?をしている人たちがいます。
この川沿いには多くのボートハウスが並んでいて競技用のボートのメインテナンスや練習をしている人たちもよく見かけます。
ボートレースで一番有名なのはオックスフォード大学とケンブリッジ大学の学校の名誉をかけたレースで毎年4月にあるのですが、場所はここより少し川下です。
川べりに降りることが出来るようになっている所では水鳥に餌をあげている人がいます。
以前は白鳥の群れがいたけど、今日はカナダギースが多いですね。
なんなんでしょうね? 川とか滝とか湖・・・ってなんか人の気持ちを穏やかにする効果がありますよね。
水がないと生きてゆけない原始的な野生の本能が深層心理に働いて、水がある所に安心を感じてしまうって事なのでしょうか?
そんなことを考えながら歩いていると目の前に大きなフィールドTerrace Gardens(テラスガーデン)が見えてきました。
この草原を突っ切るとリッチモンドパークなんだけど、ここまで来て気持ちが変わってキューガーデン(Kew Gardens)に行こうと思います。
キューガーデンは、その規模と種類で世界一を誇る植物園で、その広大な敷地内には大きな温室がいくつもあるのは勿論、日本の二条城の唐門の5分の4スケールのレプリカがあったり、かやぶきの日本民家もあって、とにかく綺麗な所だということは以前から聞いていたけど、実は一度も行ったことがなかったので、思い立ったが吉日で早速そちらに向かいます。
テラスガーデン
キューガーデンの方向は今歩いて来たのと反対なんだけど、もともと散歩自体が目的なのでNo Problem。
せっかくだから来た道とは別のルートで出発地点に戻って、今度は川沿いを右に向かってキューガーデンの入り口を目指します。
距離は結構あるけど歩くのは嫌いじゃないのでぜんぜん大丈夫。
トゥイッケナムブリッジ(Twickenham Bridge)
トゥイッケナムブリッジ下のトンネル
Richmond Bridge 急に雨雲が・・・
この川沿いの道の上をいくつかの橋が渡っていて、その下をくぐりながら歩いて行くんだけど、トゥイッケナムブリッジの下は古いレンガのトンネルになっていて、これがいい雰囲気なんです。
トンネルの向こうの奥行き感とレンガの色みや質感が素晴らしくて、ファッションシュートのロケハン写真として何枚か撮って、空を見上げるとさっきまでの青空がウソのように重たいグレーの雲が広がっています。
あんなに晴れていたから雨の用意はして来ていないし、キューガーデンはまだまだ先、途中で降り出したら雨宿りする所もないので、ちょっと迷ったけどリッチモンドの駅に戻って家路につくことにしました。
キューガーデンにはまた日を改めて行ってみます。
ちいさい秋みつけた(おまけ)
リッチモンドに出かけた数日後、ブースターワクチンを打ちにセイントジョンズウッド(St Jhons Wood)に出かけました。
セイントジョンズウッドはリージェンツパークに程近いジュビリーライン沿線の高級住宅地です。 その後の予定がなかったので散歩がてら、リトルベニスという愛称で呼ばれる運河まで歩いてくると両側の木々が色づいていて「ちいさい秋みつけた」と思ってパチリ。
これですこれ、リッチモンドで撮りたかった秋の色味は!
まあ日本の紅葉とはちょっと違うけど、大きな街路樹がいたるところにあるロンドンの秋は大量の枯葉が舞って、それはそれで良い雰囲気です(まあ、掃除は大変そうだけど)。
Little Venice
落ち葉のアート
枯葉といえば、舗装したての道路に枯葉が落ちて車に踏まれて押し花のように道路に張り付いた模様ってキレイですよね。
まあ、春になったらほとんど消えてしまう期間限定のアートって感じも、はかなくて良いですね。
2021年10月